あおり運転事件でデマを流したバカがパカッと開示される　100人単位で訴えられてる模様

　茨城県の常磐自動車道で昨年８月に起きたあおり運転殴打事件を巡り、「同乗者の女」とのデマをインターネット上で広げられて名誉を傷つけられたとして、
東京都の会社経営の女性が岐阜市の接続業者（プロバイダー）に発信者情報の開示を求めた訴訟で、岐阜地裁が発信者の名前、住所、メールアドレスの開示を命じる判決を言い渡していたことが３０日、分かった。判決は２７日付。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c9c52af88cbdd10ecafa72bc4a788cddc8304cb

　判決によると、デマは昨年８月１７日、被告が管理する通信設備を経由してツイッターに投稿された。女性の顔写真や名前、勤務先が載った画像データを引用し「煽（あお）り運転、逃亡中の指名手配犯の容疑者の女」「犯人を匿（かくま）ってる可能性もある」などと書いていた。

　判決理由で、伊藤隆裕裁判官は「投稿の内容は原告の名誉権を違法に侵害するものと明らか」と指摘。被告側や発信者の「第三者によって不正に乗っ取られた」とする主張を退けた。

　女性の代理人の小沢一仁弁護士によると、現在デマを投稿した人を特定し提訴するために同様の裁判を複数起こしており、対象となる投稿者は１００件以上に上る。

「ネットの誹謗中傷は人を死に追いやる。見ず知らずの人を傷つける意志がなくても損害賠償責任を負うのだと裁判で示し警鐘を鳴らしたい」と話した。

　被告側は取材に「関係する諸法令を踏まえ、対応を検討する」と答えた。