知恵者「川は大勢で渡れ さすればワニには食べられまい」「同じ森に2匹のヒョウは住まない」

1 : 2021/05/27(木) 15:53:21.34 ID:qnZ8YFod0


「川は大勢で渡れ さすればワニには食べられまい」
「同じ森に2匹のヒョウは住まない」
「ライオンのすみかに子ヒツジを見たら 子ヒツジの方を恐れよ」
「2つの道はハイエナを困らせる」
「ヒョウが歯痛を患っているとき ヤギは借金の取り立てに行く事ができる」
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アフリカには、「川は大勢で渡れ さすればワニには食べられまい」
「同じ森に2匹のヒョウは住まない」など、動物にまつわるたくさんのことわざがある。

しかし、出てくる動物にあまりにもなじみがないため「この動物は本当にそんなことをするのか?」と
首をかしげたくなることも多い。
アフリカのことわざに出てくる動物は、本当にことわざのような行動を取るのだろうか?
そんな疑問を野生動物の有識者にぶつけてみた。
https://dailyportalz.jp/kiji/explanations-of-the_African_proverb
2以降につづく

2 : 2021/05/27(木) 15:53:34.26 ID:qnZ8YFod0
まい:ではアフリカ最初のことわざは「川は大勢で渡れ さすればワニには食べられまい」というものです。
日本でいうところの「赤信号みんなで渡れば怖くない」ですね。

大渕:アフリカ大陸の方だと、ヌーとかが大移動をするんですね。
その時に川を横切るんですけど、その川にワニがいますよね。それを元にしたことわざだと思います。
ただ、このことわざの元になったマダガスカル島にはワニはいても、
ヌーのような大勢で川を渡る動物がいません。元々は東アフリカの方のことわざかもしれません。ね。

まい:続いては「バッファローに追われて木に登るはめになったら景色を楽しみなさい」ということわざです。
「ピンチのときこそ落ち着いて」とか「焦らずリラックスしなさい」といった意味ですね。

大渕:これは普通にバッファローは木に登れないから、怒らせて逃げるハメになったら、木に登ってウシがどこかに行くまで待つしかないということですね。

まい:シンプルな疑問なんですけど、バッファローに追われて木に登ったときに景色を楽しむ余裕ってあるんでしょうか?

大渕:バッファローって木の上の方には登ってこれないんですね。だから意外と大丈夫だとは思います。

3 : 2021/05/27(木) 15:53:52.89 ID:qnZ8YFod0
い:続いては私がもっともピンと来なかったことわざ第1位なんですけど、「同じ森に二匹のヒョウは住まない」ということわざです。
「権力者は同じ場所に共存できない」という意味だそうです。

大渕:まずヒョウに関していうと、野生のネコ科では一番広い地域に住んでます。
地域だけでなく、環境順応力も高く、サバンナにもいるし熱帯林にもいるし森にもいるし、インドなどでは近年街に出没してしまい問題になっています。

まい:想像の100倍ぐらい身近な生き物でおどろいてます

大渕:ネコ科でもっとも成功してる動物なんじゃないでしょうか?ヒョウならアフリカ全体で見れますね。

まい:本当に同じ森に2匹は住まないんですか?

大渕:森の大きさにもよりますけど、基本はそうですね。
ヒョウどうしで獲物を奪い合ったり、ヒョウをヒョウが食ってしまうということもありますし。

まい:今後のために聞いておきたいんですけど、私がアフリカに行ってヒョウに会った場合はどうしたらいいんでしょうか?

大渕:逃げてください

まい:わかりました

大渕:ただし、逃げる時は背中を向けて逃げない方がいいですね。ネコ科の動物というのは、本能的に相手の背後から狙うんです。
「牛のおしりに顔を描いたらヒョウ等に襲われる確率が下がった」という研究結果もあります。
なのでヒョウやライオンのいそうな所に行くときは、お尻…いや、背中に目を書いておくといいかもしれないですね。

4 : 2021/05/27(木) 15:54:05.28 ID:qnZ8YFod0
まい:続いては再びヒョウで「ヒョウが歯痛を患っている時ヤギは借金の取り立てに行くことができる」というものです。
シチュエーションが全然わからないですけど「自分より強いものがいないときに弱いものがいばること」を指すそうです。

大渕:後半は僕も正直まったくわからないですけど、前半部分はありえます。

まい:「ヒョウが歯痛を患う」のところですか?

大渕:野生の動物って「虫歯」がけっこう死因の上位にくるんですね。
歯がやられてしまうと食事ができなくなるので、肉食でも草食でも大変です。

ただ、動物園だと加工されたエサを食べるので虫歯になりやすいんですが、野生だと虫歯にはなりにくいと思います。
それでも老いには勝てませんから、相手にトドメを刺すための犬歯などがやられてしまうと厳しいですね。

5 : 2021/05/27(木) 15:54:16.37 ID:qnZ8YFod0
まい:次は「ライオンのすみかに仔ヒツジを見たら仔ヒツジの方を恐れよ」ということわざです。
「弱そうに見えて、心のうちに策を持つ人の方が怖い」という意味ですね。

大渕:まず「ライオンのすみか」とはライオンの縄張りのことだと思います。
で、仔ヒツジについていろいろ考えてみたんですけど、とりあえず野生のヒツジではないはずです。
アフリカって野生種のヒツジがそもそもあまりいないんですね。

まい:そうなんですね!

大渕:バーバリーシープというのはいるんですけど、ライオンと住む環境がかぶってません。
だから家畜の仔ヒツジがはぐれて、ライオンの近くをうろついているんだと思います。

まい:実際にライオンの縄張りをうろついている子羊がいたら、ライオンと仔ヒツジどちらが怖いんでしょうか?

大渕:ライオンですね

まい:そうですよね

6 : 2021/05/27(木) 15:54:36.24 ID:qnZ8YFod0
まい:ではようやく「アフリカといえば!」という動物の登場で「死んだゾウは常にその痕跡を残す」ということわざです。
「死は人生の総仕上げであり、死を持ってその人の評価が決まる」という意味だそうです。

大渕:これはまず、ゾウって体が大きいじゃないですか。だからすぐに死体が見つかるということなのかなと。
「痕跡を残す」という意味ではそりゃ残ると思います。

まい:シンプルに大きいですもんね

大渕:あとはもうひとつは、ゾウって共感能力がけっこう高い動物のようなんです。
死んだゾウの周りで他のゾウがその死を悼むように触ったり、骨を足でそっと触ったりする姿も観察されているんです。

まい:ゾウ、優しいんですね!

大渕:ちなみにヒョウは、自分の子供が死んだときでも最終的に食べたりします

7 : 2021/05/27(木) 15:54:48.93 ID:qnZ8YFod0
まい:では最後に「2つの道はハイエナを困らせる」ということわざです。
「二兎追う者は一兎も得ず」に近い意味です。

大渕:これは一番難しい。「道」って何のことでしょう。

まい:そもそもハイエナに「道」という概念はあるんでしょうか?

大渕:ハイエナってサバンナにいるので、お気に入りのルートはあるかもしれませんが
道らしき道はないんですよ。なのでもしかしてなんですけど、バックトラックのことかもしれません

まい:バックトラック??

大渕:例えばウサギがキツネに追われているとき、自分がつけた足跡通りに戻って、
別の方向に逃げたりするんですね。それでハイエナが迷ってしまうのかもしれません。

まい:ハイエナって死体ばかり食べてるイメージがあったのですが…

大渕:けっこう狩りをする動物ですよ。ハイエナって4種類いるんですけど、
一番知られているのはブチハイエナだと思います。ドラマやアニメでよく悪者にされる可哀想なハイエナですね。

まい:あの顔がめちゃくちゃ悪そうなハイエナですよね

9 : 2021/05/27(木) 16:09:16.90 ID:YVOyhMuUa
ライオンの群れの中に一匹だけ元気に暮らすウサギがいたとすれば、そのウサギはすげーウサギである
10 : 2021/05/27(木) 16:11:44.83 ID:xecA6VbNa
こう言う諺って、
ジャングルの事を実際に言ってるんじゃなくて、
人間社会の事の例え話じゃないの?
25 : 2021/05/27(木) 16:53:45.05 ID:qNKcfOj4d
>>10
分かりやすく伝えているから
例えとして共有される常識はあるんだろ
常識が真実とは限らないが
11 : 2021/05/27(木) 16:14:24.70 ID:kpgO3Gl10
今や、チーターが群れで生活する時代ですよ
比喩ではなくね
12 : 2021/05/27(木) 16:15:19.13 ID:0UHW1+0q0
ヒョウはナワバリがあるからだろ
13 : 2021/05/27(木) 16:15:47.78 ID:gdQDsF/F0
それ池江さんの前で言えるの?
14 : 2021/05/27(木) 16:17:27.28 ID:8xqThNCxM
じゃあヒョウはどうやって交尾すんだよ?
15 : 2021/05/27(木) 16:17:49.99 ID:hkrMbwNSM
>>1
どうやって繁殖すんの?
16 : 2021/05/27(木) 16:18:13.16 ID:0UHW1+0q0
>日本でいうところの「赤信号みんなで渡れば怖くない」ですね。
そんなことわざねーだろ、バカじゃねーのか?
たけしの漫才のネタだろそれ
18 : 2021/05/27(木) 16:21:21.10 ID:tXGP09IzM
>>16
お前の方がバカだろ
17 : 2021/05/27(木) 16:20:28.52 ID:KeVGE5H10
嫁いだ娘を憐れむ

これ領地を取られた王様の心情らしい

19 : 2021/05/27(木) 16:25:23.42 ID:gDkf/93w0
ことわざの題材が動物すぎるんだが
20 : 2021/05/27(木) 16:25:24.91 ID:0UHW1+0q0
>ライオンのすみかに仔ヒツジを見たら仔ヒツジの方を恐れよ
これは面白いな、弱そうなほうが強い、要するにベジータみたいなもんやな

>2つの道はハイエナを困らせる
訳あってるか?
まず朝鮮語に翻訳してそれから日本語に翻訳してくれないかな

21 : 2021/05/27(木) 16:26:25.99 ID:gDkf/93w0
ネタなのか、マジなのか、人間に置き換えて考えていいのか
まったく見当がつかないな
22 : 2021/05/27(木) 16:30:54.38 ID:0UHW1+0q0
その国の個性が出るんだろ
たとえば「覆水盆に返らず」と「こぼればミルクは戻らない」
これはミルクには責任という重さがあるが水にはその重さが無い、そういった部分でもその国の個性が現れている
24 : 2021/05/27(木) 16:53:04.59 ID:Tj2z6gSla
>>22
だれか解説プリーズ
26 : 2021/05/27(木) 16:56:25.26 ID:qNKcfOj4d
>>22
覆水盆に帰らずは太公望の故事からの諺
ヨリを戻してと懇願する元妻に
瓶を割って「その水が戻るか?」って聞いたって
復讐系なろう物語
23 : 2021/05/27(木) 16:48:59.00 ID:8GAlngde0
猫はかわいい

世界の真理

27 : 2021/05/27(木) 17:03:51.85 ID:46u2I2Yv0
>>1
×「川は大勢で渡れ さすればワニには食べられまい」

⚪「川は大勢で渡れ 同じワニに二つの口はない」

28 : 2021/05/27(木) 17:07:29.89 ID:CAIBPlGB0
人の家のイヌは急いでなでろ そうすれば飼い主には気付かれない
29 : 2021/05/27(木) 17:11:51.54 ID:zQLcpVnP0
大勢で渡っても、イリエワニ相手だと余裕で食われるだろ
31 : 2021/05/27(木) 18:16:20.89 ID:w47aDq9M0
みんなでワニをなでなですればいいの?

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