初潮前の中1女子「体が2つに裂けるかと…」花火大会の帰りにはじめての性行為。未熟な身体は悲鳴をあげる

「体が2つに裂けるかと…」初潮前、夏祭り後に体験した中1女子。そのリスクと家庭で必要な「声かけ性教育」【専門家警告】（FORZA STYLE） – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/4929d6fc87b23d08f24f11fa057
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今回、話を聞かせてくれたのは、ある40代の女性。身内の女子中学生が心身ともに未熟な状態で性経験した際のエピソードについて、個人が特定されないよう最大限配慮することを条件に取材に応じてくれた。

「この女性と当時中学1年生だった女児とは親戚関係です。ある年、女児は交際中の男子高校生と花火大会に出かけた帰りに性行為に及びました。

行為後の痛みがひどく、女性に連絡してきた女児。相談できる方がいたのは幸いでしたが、そもそも安易に性行為を行ったことに問題があったと考えてほしいです」

と中埜氏。「親に言えない。助けてほしい」との連絡を受け、女性は女児を迎えに行き自宅に連れ帰った。

「女児はワンタッチ浴衣を着ていたので、身なりは整然と直していたそうですが、後でよく見ると、浴衣が所々血のしみで汚れていたそうです」

女児はあまりの痛みと不安に耐えかね、さらに行為を求めようとした相手から逃げるように、現場となったネットカフェを去った。

「聞けば、女児はまだ初潮を迎えていなかったとのこと。初潮前の性行為は極めて危険だということを覚えておいてください。もちろん、『初潮が来たから大丈夫』ではありません。心身ともに未熟なうちは控えることが賢明です」

と中埜氏。初潮前に性行為することにはどのようなリスクがあるのか。

「初潮前後の若い女性の膣や外陰部の組織はまだ非常に薄く傷つきやすいもの。強い痛み、出血を伴う場合や、それが心の傷に繋がることもあります。

また、感染症のリスクが高い点にも要注意です。例えば10歳～19歳の若年者が性器クラミジア感染症に感染した報告例は令和5年だけで2774件に上りました」

性行為は、十分に心身が成熟してから、信頼できる相手だけとにすべき、と中埜氏は訴える。初潮前に妊娠してしまう可能性はあるのだろうか。

「初潮前でも、排卵が先に起こっていれば妊娠は理論上可能で、妊娠しないとは言い切れません。医学的にも、初潮直前や初潮期に性行為をしたことで妊娠したケースは報告されています。

こうしたリスクを回避するには、学校や専門家による授業以外にも、家庭での愛情のこもった『声かけ』による性教育が重要です。若年者が性行為するリスクを日常的に伝えてあげてください」

初潮前でも後でも、若すぎる性行為には、望まない妊娠、性感染症、性被害の加害・被害関係に巻き込まれるなど、本人だけで抱えきれない問題に発展するリスクがつきまとう、と中埜氏は語気を強めて警告した。取材を受けた女性は…

「身内の女児は『体が2つに裂けるかと思うほど痛かった』と泣いていました。病院で手当してもらいましたが、出血は初潮ではなく、性行為により負った傷でした」