ハウステンボス、長崎県在住者限定で再開　常連の夫婦「バラを楽しみたい」

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されて初の週末を迎えた16日。長崎県佐世保市のテーマパーク、ハウステンボス（HTB）は同日、
県内在住者限定で営業を再開した。営業を再開したのは一部の施設やイベントに限られたが、園内に4月5日以来となる一般客の姿が戻った。

　朝から雨となったが、午前9時の開園時には4人が入場ゲートに並んだ。来園者は県内在住を証明する身分証明書の提示と検温をはじめ、2週間以内に
県外への移動や発熱・風邪の症状がないことなどを確認書に記入する手続きを経て園内に入った。

　佐世保市の船山澄雄さん（65）、ひとみさん（65）夫婦は週に4～5日はHTBに訪れていた常連。ひとみさんは「ここでの散歩が日課だったので、
来られなくなって生活のサイクルが狂った。まだ人が少ないので、貸し切り状態でバラを楽しみたい」と喜んだ。

　HTBの坂口克彦社長は「まず県民の皆さんにHTBの良さを知ってもらい、順次九州一円に広げていきたい」と期待を込めた。

　営業は屋外の約130万本が咲く「バラ祭」と、国内初公開作品を含む計100点を展示する「大ピカソ展」のみ。このためHTBは、入場料金を大人・中高生
1000円、小学生500円と通常より低く設定した。【綿貫洋】

毎日新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/13e3ff6c4b0b128abdd2c23de2eef7abd6ce735f

薔薇祭って読めない人が多いからダメなのかな？