【社会】京アニ放火殺人事件容疑者の勾留理由が今日開示

2020年6月9日 4時44分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200609/k10012463361000.html

「京都アニメーション」の放火殺人事件で、逮捕された青葉真司容疑者について、裁判所が勾留を認めた理由を明らかにする手続きが、9日午後に行われます。

本人が出廷するかどうかは明らかにされていませんが、事件のあと公開の場で発言する可能性があるのは今回が初めてで、どのように行われるのか注目されます。

「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件で、先月27日に放火や殺人などの疑いで逮捕された青葉真司容疑者（42）は、その日のうちに大阪拘置所に勾留されていて、京都地方裁判所は今月15日までの勾留を認めています。

勾留を認めた理由を明らかにする手続きは、弁護士からの請求を受けて、9日午後4時から京都地方裁判所の公開の法廷で行われます。

手続きには容疑者本人が出廷し、10分以内で意見を述べることができますが、青葉容疑者は重いやけどのため、ほとんど寝たきりの状態で、出廷するかどうかは明らかにされていません。

出廷する場合には、ストレッチャーに乗せて法廷に入れて、寝たままの状態で手続きを行うなどの異例の措置が取られることが想定されます。

また、弁護士はこうした容体の容疑者を勾留する必要性はないと主張するとみられます。

去年7月に事件が起きて以降、青葉容疑者が公開の場で発言する可能性があるのは今回が初めてで、9日の手続きがどのような形になるのか注目されます。

「勾留理由開示」とは容疑者に対して裁判所が勾留を認めた理由を明らかにする手続きです。

憲法で保障されている容疑者の権利で、容疑者や弁護士などから請求があれば、裁判所は原則として応じなければなりません。

手続きは、公開の法廷で行うことが決められていて、原則として容疑者本人が出廷します。

ただ、病気などのやむを得ない事情があり、本人も出廷しないことに同意している場合には、弁護士だけ出廷して手続きを進めることもできます。

手続きでは、裁判官が容疑者に対して容疑の内容を述べたあと、勾留している理由について説明します。

通常、裁判官が明らかにする勾留理由は「罪を犯した疑いがあり、逃亡や証拠を隠滅するおそれがあると判断した」などといった簡潔な内容です。

捜査の秘密などを考慮して、なぜそう判断したのか詳細な説明まではしないのが一般的です。

この手続きで、もっとも注目されるのは、法廷での容疑者の発言内容です。

容疑者本人や弁護士、検察官はそれぞれ10分以内で意見を述べることができます。

この手続きによって、勾留が取り消されることはありませんが、容疑者にとっては、公開の法廷でみずからの主張を述べられるメリットがあります。

意見陳述は勾留に関係する内容ですが、この中では容疑に対する認否や詳しい弁明などが行われることもあります。

以下省略、全文はソースで

文句言ってんのは人権が何かも知らない
自称人権派弁護士と左巻きだろ